美白効果を実感できるのはいつ?
最短1か月~最長6か月といったところ。
美白というのはやっぱり効果を実感するまでにはある程度の時間が必要です。
化粧品開発の現場の方に話を聞いたところ、とりあえず1本は全部使ってから判断して欲しいとおっしゃっていたので、1本すべて使い切った時(約1か月)というのは1つの目安になるはずです。
肌のメカニズムから考えると、少なくとも肌のターンオーバーが起こって表皮が入れ替わるまでに4週間~6週間かかるので、
この表皮が入れ替わるタイミングで、肌の明度や透明感の変化といった効果が実感できたかどうかも目安になるはずです。
シミや色素沈着の場合はもっと長く時間がかかることが多く、3ヶ月から6ヶ月は覚悟する必要があるといわれますよね。
半年頑張ってハイドロキノンで集中ケアしても良くならない場合は皮膚科で相談したほうがいいかもしれません。
ただ、やっぱり美白成分との相性というのがあって、肌に合うものを見つけられればすぐに美白効果を実感できるけれども
相性が悪ければなかなかどうして効果を実感できないということがあるのが難しいところです。
そのためスパッと「この美白コスメはダメ!」と見限って次の美白コスメにチャレンジするというフットワークの軽さも重要になります。
当たりまえですが美白ケアと並行してUVケアと保湿などの美白を効かせる肌作りもおろそかにすることなくしっかり行ってくださいね。

美白効果の有無は肌の変化は定点観測するとわかりやすい!
Before⇒Afterをしっかりチェック!
美白効果があらわれているかどうかを見極める方法として肌の変化を定点観測するという方法があります。
定点観測というのはその名のとおり、ポイントを決めてそれがどう変化していくか観察・観測することです。
シミや色素沈着などはそれがそのまま目印となるのでわかりやすいですが、肌の明度や透明感となるとちょっとわかりにくくなります。
そのためできるだけ同じ条件下で毎日写真を撮って保存しておくのがいいです。
毎日鏡で見ていては気づかない変化も写真で記録しておくと効いていないように思えた美白が実は効いていたと気づくことも多々あります。
上級者向けの方法としてはマイクロスコープを使って自分の肌の状態を記録しておくとより肌状態や変化がわかりやすいです。
マイクロスコープで肌をチェックすると肌のキメが整っているかどうかわかるわけですが、肌のキメはそのまま肌のターンオーバーが正常に行われているかどうかの判断材料になるものなんですね。
肌のターンオーバーが早すぎても遅すぎても肌のキメはきれいに整いませんから、肌のキメの状態を確認することでメラニンが滞留しやすい肌状態になっていないかのおおよその見当がつけられるんです。
そうすると肌に何をしてあげればいいかもわかると思います。
肌状態を見極めて、その状態にあったスキンケアをするというのが基本です。美白も例外ではありません。